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【Bリーグ/Wリーグへ挑むチャレンジャー】現在Wリーグ首位を走るトヨタ自動車 アンテロープスへの挑戦権を懸けた皇后杯1回戦〜山梨学院大学 vs 笠戸ブレイブススター

2025年12月19日

 年明け1月5日(月)に開幕する「第101回天皇杯・第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド」。1回戦から登場するBリーグやWリーグへ挑むチャレンジャーを紹介します。

 「第77回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)」にシード校として2回戦から登場した関東5位の山梨学院大学。「今大会への入り方に対してはかなり注意していましたし、そのことだけに注力して初戦に懸けていました」と林五十美監督は入念に 準備して臨んだ今年のインカレ。初戦の相手は関東大学女子2部リーグから昇格を決め、勢いに乗る立教大学。昨年は関東大学女子リーグの入替戦で相まみえ、山梨学院大学が1部に返り咲きました。1年越しの対戦結果は62-68で敗れ、初戦敗退。全国の舞台で立教大学がリベンジを果たす形となりました。

 試合後、呆然とするキャプテンの#5 藤澤夢叶選手(4年/161cm/SG/岐阜女子高校出身)は、「最初に相手のペースに持っていかれてしまいました。第2クォーターで一桁差まで追い上げ、その後も追いつくところまではいっても追い越すことができず、力不足だったと感じます。去年のインカレも試合の入りが良くなかったので、そこを今年はしっかり集中しようと話していましたが、やっぱり初戦というもあってそこが徹底できなかったことが敗因でした」と重い口を開きます。

 4年生にとって、そして今年の山梨学院大学にとって、これが最後の大会ではありません。林監督は「春(第59回関東大学女子バスケットボール選手権大会)に関東3位になり、自分たちの力で大学代表として皇后杯への出場権を勝ち獲りました。しっかり自信とプライドを持って皇后杯を戦わなければいけないです。それが4年生にとって最後の仕事になります」と、もう一度選手たちの背中を押します。カテゴリーや相手は違えど、山梨学院大学で努力してきたすべてを出し切る舞台がまだあることについて、「もうラッキーとしか言いようがないかなと思っています。インカレは初戦で負けて終わってしまいましたが、まだ皇后杯があるのでしっかり切り替えて、練習から見直して全力を尽くして準備します」と藤澤選手は悔しさを糧に前を向きました。

 インカレでの課題について藤澤選手は、「気持ちの面で弱気になっているところがありました。皇后杯ではとにかく強気で、全員バスケでがんばりたいです。目標はまず初戦をしっかり勝ち切ること。このインカレで初戦の難しさを痛感したので、しっかり勝ち切ってWリーグチームと対戦できるチャンスをつかみたいです」と新たな目標へ向かいます。12月17日、Wリーグは2025-26シーズンのアーリーエントリーを発表。藤澤選手は、今年の女子ユニバ日本代表で指揮を執った小笠原真人ヘッドコーチ率いるシャンソン化粧品 シャンソンVマジックへの入団が決まりました。

 現役時代はJOMOサンフラワーズ(現ENEOSサンフラワーズ)でプレーし、皇后杯2連覇(2009年、2010年)に貢献した林監督。今大会の1回戦を勝ちあがれば、同じ時代を築いてきた大神雄子ヘッドコーチ率いるトヨタ自動車 アンテロープスとの対戦が実現します。「お正月といえばバスケ、現役時代は皇后杯が終わってからお正月を迎えていました。監督になってお正月の皇后杯に臨むのははじめてなのですごく楽しみです。年明けからこの仲間と一緒に、大きなステージでバスケができることは本当に幸せなことです。優勝を経験している身としても、学生がチャレンジできる皇后杯に出られることが本当にありがたいです」と林監督は語ります。

 異なるカテゴリーへ挑むチャレンジャーとして、「フィジカルも全然違うと思いますが、私たちは学生代表としてフレッシュにはつらつと戦う姿をファンの皆さんに見ていただきたいですし、それが山梨学院らしさです。皇后杯までの期間にフィジカルを鍛えながらも大きく変えることはなく、今まで積み上げてきた自分たちのスタイルを貫いていくだけです。インカレで出た課題をもう一度反省し直して、良いゲームができるように準備していきます」とリスタートを切りました。

 1回戦の相手は、笠戸ブレイブスター。長く日立笠戸として出場し、2024年4月に山口県下松市を拠点とする笠戸ブレイブスターへ変更し、地域に根ざした社会人チームとして活動しています。ラウンド制になった2017-18大会から連続出場を果たしており、8年間でWリーグチームに6度挑み続けて来ました。#9 山永友美選手(173cm/PF/倉敷芸術科学大学出身)と#10 桑原結衣選手(157cm/PG/日本経済大学出身)はその経験者です。2大会前の姫路イーグレッツ戦で山永選手は16点、その前年の三菱電機 コアラーズ戦では桑原選手が13点・7リバウンド・4アシストを記録し、トップチームを相手に素晴らしいスタッツを残しました。番狂わせを起こすまでには至っていませんが、年に一度の大舞台で確かな経験を積み重ねています。

 笠戸ブレイブスターと山梨学院大学の勝者を待つのは、現在(12月18日時点)Wリーグの首位を走るトヨタ自動車 アンテロープスです。

\1・2回戦が楽しい/ カテゴリーが異なるチーム同士の対戦が実現!【チケット発売中】
1月5日(月) 17:00[1回戦]山梨学院大学 vs 笠戸ブレイブススター(駒沢体育館)
1月6日(火) 17:00[2回戦]トヨタ自動車アンテロープス vs 勝者(駒沢体育館)

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