天皇杯セミファイナル:前回大会の雪辱に燃えるアルバルク東京、シーホース三河が8年ぶりにファイナル進出
2026年1月10日
「第101回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンドは、昨年のチャンピオンである琉球ゴールデンキングスがクォーターファイナルで敗れました。外国籍選手が1人しかコートに立てないなど、Bリーグとは異なるレギュレーションで繰り広げられている今大会。1月10日に行われたセミファイナルはアルバルク東京 vs 三遠ネオフェニックス、宇都宮ブレックス vs シーホース三河の4チームが激突。80-75の接戦を制したアルバルク東京は2大会連続ファイナル進出を決め、前回大会の雪辱を晴らすべく王座奪還を目指します。もうひとつはシーホース三河が71-53で勝利し、8年ぶりに決勝の舞台に帰って来ました。
アルバルク東京はトヨタ自動車、シーホース三河はアイシンとそれぞれ前身チームとして天皇杯ファイナルで5度対戦し、第87回大会以来14年ぶりの日本一決定戦。過去の結果は、シーホース三河が3度の優勝で上回っています。準決勝の勝因、決勝への意気込みを述べた記者会見の模様は、JBA公式YouTubeにてご覧いただけます。
■天皇杯 決勝
アルバルク東京 vs シーホース三河
日時:1月12日(月・祝) 15:00TIP-OFF
会場:国立代々木競技場 第一体育館
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■アルバルク東京
デイニアス・アドマイティス ヘッドコーチ
「今日のような試合はエネルギーが必要であり、特にディフェンスとリバウンドの争いがひとつの鍵になりました。それとスタッツには現れない50/50のチップボールを、何がなんでもマイボールにする意欲や意識が非常に高かったです。ディフェンスでは第4クォーター残り約3分ほどの勝負どころで相手にスコアさせず、逆に我々が9-0ランで勝ち切ったことは、我々にとって非常に大きなゲームになりました。ファイナルの舞台はエネルギー溢れるプレーを出すことが一番大事になります。このようなビッグゲームでは、ひとつのミスやターンオーバーが命取りになります。ミスした方が勝ちから遠ざかるとも思うので、エネルギーを出し、ターンオーバーやミスをしっかりケアして優勝に向けてしっかり戦えるように準備をしたいです」
#22 ライアン・ロシター選手
「今日は内容的にも良いゲームでした。天皇杯の優勝トロフィーをしっかり手中におさめるためには、一つひとつ積み重ねて努力し続けようと話してきました。天皇杯はなかなか簡単に勝てないものですが、勝負どころで小酒部選手が良い形でプレーをしてくれました。第4クォーターに4点ビハインドだった時間帯でも、あきらめずに一つひとつ大事にプレーをして、必ず逆転して勝てると信じていましたし、それをしっかり実現できたことが非常に大きかったです。ファイナルに向けて中1日あり、まだ相手も決まっていませんので、まずはしっかり休んで準備していきたいです」
#75 小酒部 泰暉選手
「前半の最初にコーチから『エネジーを持って戦おう』と言われ、良い形で試合に入ることができました。後半の入りのところで、相手のフィジカルなディフェンスに対して、少し後手に回ってしまったところがありました。天皇杯での3日間続いた反省点であり、次の試合に向けて修正していきたいです。でも、ラスト2分で全員が集中して、50/50のボールを取りきることができたからこそ勝てた試合でした。昨シーズンはファイナルの舞台で負けており、その緊張感も経験してきたので、今年は優勝したいです」

■シーホース三河
ライアン・リッチマン ヘッドコーチ
「今日はディフェンスが素晴らしかったです。我々のゲームプランに則って、遂行していくことが着実に現れていたと思っています。選手たちがハードワークを1回だけではなく、毎回のポゼッションで徹底する姿勢が見られたのが本当に素晴らしかったです。いつも選手たちには伝えていますが、40分間三河のバスケを出し続けることが今日はできたと感じています。選手とすべてのスタッフを誇りに思います。チャンピオンを目標に掲げている以上、もちろん今日の試合は素晴らしかったですがまだまだ満足はしていません。まずは選手たちに休んでもらって、そこからもう一度みんなで仕事に戻り、次の試合へ向けて三河のバスケを40分間、さらに高いクォリティーでできるように準備していきたいです。もちろんアルバルク東京は素晴らしいチームですので、しっかり準備をして試合に臨んでいきます」
#19 西田 優大選手
「この試合は40分間、僕たちのディフェンスを遂行でき、須田(侑太郎)さんや石井さんが勝つメンタリティーを僕たちに現してくれたおかげで、ひとつのルーズボールであったり、ひとつのチェックだったり、そういったプレーが僕たちの勝ちをたぐり寄せる鍵だと思っています。そこを体現してくれたおかげで、今日は集中力を切らさずに戦った結果がこの勝利につながったと思います。決勝で対戦するアルバルク東京とは、年末に僕らは2連敗しましたが、過去のリーグ戦で僕らが連勝しているときは、ずっと連勝に目を向けていたわけではなく、目の前のプレーや試合に目を向けていたことで結果がついてきた感じがしています。今はその雰囲気と似ていると思います。勢いもあるので、これを継続するだけなので、今日みたいにディフェンスから流れを持って来て40分間自分たちの戦い方ができるようにしたいです。あとは、僕がこのチームに来てからタイトルを獲ったことがないので、ここまで来たら獲りに行くしかないので、結果にこだわって戦っていきたいです」
#27 石井 講祐選手
「今日の試合は出だしからディフェンスの集中力が全員あり、ルーズボールやリバウンドのところで負けずに、集中してプレーできたことがこの結果につながったと思います。流れが向こうに渡りそうになったときも、本当に我慢をしてディフェンスとリバウンドを徹底したことが勝利につながったと思っています。決勝のアルバルク東京とは、年末に対戦して連敗し、相手は昨年の決勝で敗れた悔しさもあるので、優勝にこだわってくると思います。これからのレギュラーシーズンに向けても、ここでタイトルを獲ることが大きな意味を持つと思っています。決勝の舞台を楽しみつつ、タイトルを獲るために三河のバスケスタイルを示して、ハードに戦い続けていきます」

