ニュース

【Bリーグ/Wリーグへ挑むチャレンジャー】日本経済大学:九州勢初のインカレ3位から天皇杯へ──1回戦は横浜エクセレンスに再挑戦

2025年12月21日

 「第77回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)」で、九州勢として史上初となる3位に輝き、旋風を巻き起こした日本経済大学。九州ブロック代表として「第101回天皇杯・第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド」に出場し、昨年の天皇杯セカンドラウンドで対戦した横浜エクセレンスに再び挑みます。

 インカレで優秀選手賞に選出されたキャプテン #8 今泉太陽選手(4年/183cm/SG)は名門・福岡第一高校出身。しかし、「高校から良い成績を残してきたわけではないです」と語るように、大所帯の強豪校でベンチ入りを果たすことはできず、同じような境遇だった選手も多い日本経済大学。全国の強豪校に勝つために、「まずはディフェンスで泥臭くプレーしないといけない自覚がありました。日頃からハードに守ってきた4年間の成果は出せたと思います」と語り、最後の舞台で努力を結実させました。

 今夏、1・2年生チームで臨んだ「第3回全日本大学バスケットボール新人戦(新人インカレ)」を制したこともチームを大きく押し上げました。最優秀選手賞の児玉ジュニア選手は大会後に三遠ネオフェニックスへ入団しましたが、片桐章光監督は「ジュニアが抜けた分を、みんなが成長して埋めてくれました。2年生たちも自覚とプライドを持って取り組んでくれました」と称えます。上級生の悔しい想いも重なり、チーム力はさらに高まっていきました。

 インカレ開幕前の天皇杯セカンドラウンド(九州ブロック)では、九州電力アーティサンズと対戦。「身体が大きく強い相手で、インカレで対戦するチームをイメージして準備ができました」と #20 淺田竜輝選手(2年/185cm/SG/八女学院高校出身)は感謝します。高い強度を身体に染み込ませ、グループステージから登場したインカレではシードで待つ中央大学、明治大学といった関東勢を破り躍進。#11 大庭涼太郎選手(2年/174cm/PG/別府溝部学園高校出身)は「強い相手でしたが、新人インカレで優勝した経験があり、その力を4年生が信じてくれたことがこの結果につながったと思います」とこの勝利を確信に変えます。応援に駆け付けていた児玉選手からは、「『やっぱりお前がやらんと』と言われていたので、自分のシュートを信じて打ち続け、全部の想いを背負って打ち切れたシュートだったと思います」と大庭選手が勝負を決める活躍を見せました。

 準々決勝では関西1位・天理大学を72-66で下しファイナル4進出。早稲田大学には敗れたものの、3位決定戦で東海大学に69-61で勝利し、全国3位という歴史的な結果を残しました。

 インカレを4年生最後の舞台と定めて臨んだ日本経済大学。#1 プライス叙珠亜選手(190cm/SG/れいめい高校出身)と今泉選手がBリーグ ドラフト志望選手リストに掲載され、プロへの挑戦に向けた準備を進めています。#22 森 駿翔選手(185cm/SG・SF/八女学院高校出身)や#13小村琉羅選手(173cm/PG/福岡第一高校出身)、#12 組崎マテウス選手(190cm/PF/誠信高校出身)ら3年生にバトンが渡され、新人インカレチャンピオンの1・2年生と一緒に新春から新たな日本経済大学が始動します。

 天皇杯1回戦の相手は昨シーズンのB3チャンピオンであり、B2へ昇格した横浜エクセレンス。昨年のセカンドラウンドで対戦し、第4クォーター残り5分で56-65と一桁点差まで迫りました。結果は63-77で敗れましたが、「リバウンド数は49-38で勝っていました。昨年は外国籍選手が2人同時に出場できましたが、今回はオン・ザ・コート・ワン。より競った試合をできるようにしたいです」と片桐監督が話すとおり、今回の天皇杯はBリーグのルールとは以下の点が異なります。

『選手登録および大会エントリーができる外国籍選手数は、1チーム合計2名までとし、帰化選手は、外国籍選手とは別に1名まで選手登録できる。また、試合中同時にコート上でプレーできる外国籍選手数は、試合を通して1チーム合計1名までとする。「アジア特別枠選手」は外国籍選手とする』

 日本経済大学は #23 オヌワジェ ニニ オソシェ ジョンソン メレ選手(3年/204cm/C/八女学院高校出身)と #35 ボディアン ブーバカー・ベノイット選手(2年/195cm/PF/柳ヶ浦高校出身)がインサイドを支えます。「すごく素直で、すべてにおいて一生懸命がんばる選手たちです。しっかりコミュニケーションが取れているからこそ、チームとして良い雰囲気でできています」と片桐監督は信頼を寄せます。オヌワジェ選手は準々決勝でケガをしたために欠場。その後はベンチで立ち上がって声を挙げてチームを鼓舞し、その姿はボディアン選手も同じです。タイムアウトやクォーターが終わった瞬間、ベンチメンバー全員がコートに飛び出し、5人を迎える儀式はチーム一丸となって戦う日本経済大学の象徴的な光景でした。

 横浜エクセレンスには日本経済大学出身のルーキーとして木下大南帆選手が在籍。コート上での再会を楽しみにする片桐監督は、「全力でプロに挑み、来年度の目標につなげられるようなイメージを持って戦いたいです」と語り、準備を進めます。淺田選手は「1年で一番大きな大会と常に監督が言っています。緊張感を持って集中し、Bリーグチームと戦える特別な試合なので、一生懸命臨みたいです」と意気込み、天皇杯でも“旋風”を期待したくなる楽しみなチームです。

\1・2回戦が楽しい/ カテゴリーが異なるチーム同士の対戦が実現!【チケット発売中】
1月6日(火) 20:00[1回戦]日本経済大学 vs 横浜エクセレンス(国立代々木競技場 第二体育館)

NOW LOADING

TOP