皇后杯セミファイナル:いずれも王座奪還を目指すデンソー アイリス vs ENEOSサンフラワーズが真の日本一決定戦へ
2026年1月9日
「第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンドはファイナル4が出揃い、本日1月9日は準決勝2試合が行われました。前回大会のチャンピオンである富士通 レッドウェーブを81-60で破ったデンソー アイリスが先に決勝進出決定。続くトヨタ自動車 アンテロープス vs ENEOSサンフラワーズは60-55でENEOSが接戦を制し、決勝のカードが決まりました。
3大会前のチャンピオンであるデンソーと、その前大会で10連覇を成し遂げたENEOSによる真の日本一決定戦は、1月11日(日)に行われます。決勝へ進んだ両チームのヘッドコーチと選手たちのコメントをご紹介します。なお、記者会見の模様はJBA公式YouTubeにてご覧いただけます。
■皇后杯 決勝
デンソー アイリス vs ENEOSサンフラワーズ
日時:1月11日(日) 16:00TIP-OFF
会場:国立代々木競技場 第一体育館
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■デンソー アイリス
ヴラディミール ヴクサノヴィッチ ヘッドコーチ
「今日はインテンシティが高く、難しい試合になると思っていました。どういうプレーをするかは分かっている相手なので、試合の途中で自分たちがコントロールし切れなかった部分もありました。しかし、第2クォーター中盤から自分たちのバスケであるリバウンドをコントロールしてしっかり走ることができ、それを最後まで遂行できたことが勝因です。ファイナルは我々も経験があるので、もちろん勝利に向けて準備するだけですが、全く違う試合になると思っています。トヨタ自動車もENEOSもリスペクトしているチームですが、自分たちも誇りを持って、どちらのチームが相手でも自分たちのバスケを体現していきたいです」
#88 赤穂ひまわり選手
「強度の高い試合になることは、事前から分かっていました。そこを自分たちは引かずに試合に入ることができ、前半は我慢しながら、後半は足を止めることなく流れがきたときに選手各々が良いプレーを選択し、そこからシュートを決め切って引き離すことができたことが良かったです。決勝はどちらが上がってきたとしても、今日よりももっと良いゲームができるように明日しっかり準備をして、出だしから40分間しっかり戦っていきたいです」
#21 笠置晴菜選手
「まず今日の試合を勝ち切れたことが本当に良かったです。苦しい時間帯もありましたが、コートに立った全員が集中して、我慢しきって戦えたことが最後の点数につながりました。決勝でもコートに立った全員が、同じように表現できれば絶対に勝てると思っています。決勝ではアジャストすることももちろんですが、自分たちのバスケをいかに出し切れるかが大事だと思います。自分たちのバスケを強度高く出していきたいです」

■ENEOSサンフラワーズ
ティム・ルイス ヘッドコーチ
「今日は選手みんなのパフォーマンスが素晴らしかったです。ゲームの出だしから選手それぞれがやるべきことをやって、しっかり戦えたところがこの結果につながったと思います。それぞれの成長が大きく見られた試合でした。昨日も今日もしっかり勝てたのは、選手たちのがんばりのおかげです。デンソーとの決勝に関しては、まだ今日の試合を見られていないので、それを見てからしっかりとプランを立てていきたいです。もちろんシーズン中にも何度か対戦しているので、そこを含めて作戦を立て、あとはもう選手たちがしっかり戦ってくれると思っています。自分たちのプランをどこまで遂行できるかがカギになると思います」
#0 馬瓜エブリン選手
「今日は目の前のことを一つひとつ戦っていくことが、皇后杯のテーマでもあります。今回のトヨタ自動車とは、リーグ戦ではなかなか難しい試合ばかりでしたが、このようなトーナメントになると、全く違う戦い方になることはティムHCや宮崎選手もみんなに言っていました。その意味では、一瞬一瞬自分たちの力を出し切れたのではないかと思っています。決勝の相手がどこであろうと、私たちは若いチームであり、経験が足りないとよく言われます。そう言われてもまったく関係なく、目の前のちょっとしたところの勝負を勝ち続けることによって、短期間でも必ず成長できるところをしっかりと見せていきたいです。宮崎選手が今シーズン限りの引退を発表し、しっかりとここで勝ちきって最後に優勝をプレゼントしたいなと思いますが、私も宮崎選手も100%、120%の力を出し切ってはじめて獲れると思っています。しっかりとチームを鼓舞しつつ、自分たちも良いプレーをしていきたいです」
#32 宮崎早織選手
「本当に素直にうれしいですし、安心した気持ちもあります。何よりも、エブリンがいてくれることが私にとって心強いです。今までは、全部自分でやらなければいけないと思うことがたくさんありました。今は、本当に頼れる人がいることが、すごく私自身にとっても楽になっています。また、星(杏璃)の存在はすごく大きくて、今日も良いところでスリーポイントを決めてくれました。また、トヨタ自動車の山本(麻衣)選手に対して3点に抑えています。この1シーズンで彼女の成長をすごく感じられていると私自身も思っています。自分だけでやらなくても、本当に頼れる後輩たちや、エブリンがいてくれることが今シーズンは何よりも楽しいです。その結果が、トヨタ自動車に勝てた要因ではないかと思います。これを決勝でも誰か1人ではなく、ベンチメンバーも一緒に誰が出ても、今日の三田(七南)みたいに結果を残してくれる心強いベンチメンバーがいるおかげで、決勝も良い結果が出せると思います。しっかり休んでデンソー戦に備えて、がんばっていきたいです」

